東京の高校へ行こう!

「みなとGlocal」では今、沢山の子どもたちとオンラインで日本語の学習をしています。
「平仮名」「カタカナ」から始めた子どもたちが日本での学校進学を希望して、2024年も2名が高校を進学し、2025年の今も数名の子どもが日本の高校進学のために頑張っています。
そのような子どもたちと現在の東京の教育環境を見て、日本語の学習支援だけでなく、
進学のための情報を少しでも提供したい、役立つ情報、想いを届けたいと考え、
「みなとGlocal」の先生、尾﨑先生がこのページを作りました。
日本で頑張っている外国にルーツのある子どもたち、それを見守るお父さん、お母さん、
そして彼らと一緒に新しい未来を創りたい、価値を共有したいと奮闘している「みなとGlocal」の先生方に、
このページが少しでも役に立ち、新たな繋がり、何かを考えるキッカケになれば幸いです。
みなとGlocal 代表 岩渕 拡嗣

東京の高校へ進学するには、先ず東京の高校を知る必要があります。
東京には公立である都立高校(一部、国立高校)と私立高校がそれぞれ200校以上あります。
日本では子ども、家庭の希望と学力次第でどこの学校も受験できます。
そのためには先ずどんな学校があるのか知る必要があります。
全ての学校を調べるのは難しいです。
ある程度、⑴家から近い学校、⑵頑張れば合格できそうな学校から選択するのも良いし、
⑶将来、自分がなりたい職業から考えるのも良いと思います。
また必ず中学校の先生や先輩、「みなとGlocal」の先生でも良いので、
色々な人に相談して決めていくことをお勧めします。
東京の都立高校に行くには
色々な試験があります。

日本という外国で進学をしていくために、必要なことは情報を取ることです。
例えば来日時期等の条件によって受験資格は違ってきます。
正確には中学校の先生、東京都等に相談、確認することが必要ですが、
先ずは「みなとGlocal」のこのページを参考に考えてみてください。

スケジュール管理は大切です。
特に⑴入学試験の申込期限、⑵受験日は間違えないで下さい。
また情報は常に変わります。
常に新しい情報を取れるようにトライしておいてください。
東京の都立高校
外国人特別枠で入試を受けられる学校

東京都の都立高校の中で「外国人特別枠」で受験できる高校が増えました。
高校の場所、学校の雰囲気、試験問題もインターネット等で調べられます。
興味のある学校には学校説明会、学園祭等に必ず行くことをお勧めします。
*外国人特別枠
対象生徒: 外国籍の生徒、または国内の外国人学校で教育を受けた生徒など。
選抜方法: 「国語」の試験として、日本語または英語の作文と面接。
実施校: 2025年度入試では、一橋高校、浅草高校、荻窪高校、砂川高校が新たに加わり、
計12校で実施されます。
募集人数: 募集人数や選抜方法などの詳細は、10月に発表される予定です。
国籍要件: 2025年度入試から、国籍要件が撤廃され、
日本語指導が必要な日本国籍の生徒も受けられるようになります。
2025年度入試における変更点
国籍要件の撤廃: 外国籍であることに加えて、日本語指導が必要な日本国籍の生徒も対象となります。
実施校の増加: 従来の8校から4校増え、計12校で実施されます。

学校の場所が家から近いか、電車やバス、自転車で通えるか、必ず確認してください。
学校説明会や学園祭に行って、距離が近いだけでなく、交通機関は自分にとって便利か、
その学校の雰囲気は自分にとって楽しそうかを確認することがとても大切です。
高校についてもっと知るために!

東京の高校をするために!
- 中学校の先生と話しましょう!
中学校の先生は生徒のことも沢山の高校の情報も知っています。
なので一番頼りになる人です。
でも中学校の先生も大勢の生徒のサポートを一度に見なければいけないし、新しい情報を必ずしも知っているわけではありません。
だから次に挙げる2〜4のことも自分自身でお父さん、お母さんと一緒にやっておいてください。 - インターネット、本(雑誌)で調べよう!
今、高校入学のための情報はインターネットや専門の本(雑誌)にたくさん載っています。
気になる学校をいくつか見つけて、比較してみてください。
きっと自分の行きたい学校がいくつか見つかるはずです。 - 説明会に行きましょう!
自分の気になる学校が見つかったら、⑴合同説明会、⑵個別の学校説明会、そして⑶学園祭に必ず行ってください。
そこで受験するためにはどうすれば良いのかがわかるし、大変な受験勉強をやりにくエネルギーも出てくるはずです。 - 「みなとGlocal」の先生に相談してください。
相談してくれれば「みなとGlocal」の先生が、一人一人の子どものためにできる範囲で情報を集めてみます。
あくまでサポートにはなりますが、心配な時は必ず相談してください。
記事 責任者=尾𥔎 風実